【①ふみおのおはなし】エビちゃんとの別れの危機と劣悪なショップから保護したふみお

  • 02/11/2020
  • CAT

 

こんにちは、今回はわが家のプリンス「ふみお」のおはなしをしたいと思います

今回は日記のような感じで淡々とお話させてください…

 

 

運命の出会い

 

それは私がホームセンターに一人で行った日のこと

トイレのリノベーションに使う間違えて買ったクッションフロアを買い替えるべくウロウロしていた

エビちゃんと買い物に行くと「早くしろ」の圧がすごくて雑貨なんて気ままに見てられない、買う予定の物以外一切見ない

スーパーに買い物に行くだけで疲労してこの世の終わりみたいな顔をする男である

 

そんな私が一人で暇を楽しみ、ウロウロしていたときに「ビビッ」と目が合った子がいた

この子がのちに家族になる”ふみお”なのだが、ガラスのショーケース越しに私の目をみてボロボロの毛布で激しく”フミフミ”していたのだ

 

私の”フミフミ”に対する概念が覆された

「子猫が母猫のオッパイの出を良くする為の行為」なのだが、成猫でも甘えたい時や眠たいときに良くする”フミフミ”

何この子…ガラス越しに一人でフミフミしてる…

 

気になりすぎてプロフィールを見てみると6/20生まれ、出会ったのは12月の話である

大特価!!!」なんてポップも付けられ値下げされ確実に売れ残りだ

猫の王様」と言われているペルシャ猫、美しいハズの長毛もボサボサ、目元も目ヤニでぐしょぐしょだった

 

私は昔、保護猫を飼っていたことがあって「ショップで買うくらいなら保護猫を迎える」という考えだった

というか「ブリーダー」という存在に嫌悪感を持っていた

 

でも、この子を見つけたとき『この子は半年もガラス越しに入れ替わり立ち代わり色んな人に見られて、値引きになって毛並みもこんなにボロボロで…』と胸が締め付けられた

甘えることを知らないこの子は誰かと目が合うたび、必死にフミフミしていたのだろう

 

人間の私利私欲の為に繁殖された猫…すごくすごく悲しくなった

出会った初日のふみお なんともやさぐれ顔である

 

夢にまで出てくるあの子

 

その晩、トイレのDIYに使うクッションフロアなんてそっちのけで思い悩んだ。エビちゃんと口も聞けないほど悩んだ。でもしっかりその子のことだけは大興奮で話した

 

さらには夢にまでその子が出てきたのだ

内容はYoutubeで見たことのあるゴッソリ抜け毛の取れる憧れのファーミネーター”でその子を「ウフフ」とブラッシングしてる夢だった

「ファーミネーター 長毛種」の画像検索結果

たぶん背景には花が舞っていたと思う

 

朝起きて、その子のことがどうしようもなく忘れられなくてなんとかあの劣悪な環境から保護したかった。あの子をわが家に迎えて目いっぱいの愛情を注ぎたいと思った。

しかし同居しているからには自分一人では決められない。

なんとかホームセンターにエビちゃんと一緒に行く口実を作った

 

ねぇねぇ、昨日言ってた猫見ようよ」とあくまで必死になりすぎずさりげなくペットコーナーに誘った

そこで思い出したのだがこの人、私の実家にいるフレンチブルドックを「かわいいと思えない」と言ってたんだった…

鼻ペチャ系の”ブサカワ”を”ただの”ブサイク”と思う人だったと…

 

ペルシャは鼻ペチャ系、詰んだ

案の定一緒に見に行ったら数メートル離れた場所からろくに顔も見ず「何よこの顔」と一言言い放ってお気に入りの資材コーナーに消えていったのである

 

殺意

私の中には殺意しかない。しかし穏便に事を進めるために笑顔を貫いた

興味の無い資材コーナーにもニッコニコで付き合った

 

でもここでOK貰って飼ったとしても、同居してる限りエビちゃんがこの子を愛せないのなら一緒には飼えない…と思ったいた

そもそもエビちゃんには「子供が欲しい」「ペットを飼いたい」という願望がない

趣味に生きる人間だからその他の要因は全て”邪魔な存在“なのだ

 

私は究極の選択を迫られた

この子をお迎えしないでエビちゃんと居るか、エビちゃんとサヨナラしてあの子をお迎えするか」こんな極論、犬猫に興味の無い人は呆れるだろう。それほどまでにあの子は私の胸を締め付けた

 

しかし子供もペットもすべて諦めて一生この人とやっていけるか?

生まれた時からペットと共に暮らしてきた私に?できるか?

 

そう考えたときに「無理だな」と思った

私がどんなにエビちゃんを愛していても私の意見はちっとも尊重されないじゃない…

 

しかも「子供はいらない、必要無い」と言うエビちゃんと、は一生この人と二人でキャンプしてキャッキャ暮らしていけるの?と。

無理無理。ムリーーーー!!!!

というか昔大きな犬を見て「あの犬いいな」とか言ってたじゃん!その気にさせないでよ!!

 

それなら私は好きなことを言いたい放題言える”人間“より

「ツライ」「痛い」の負の感情すら伝えられない一生懸命生きている”動物を大切にしますと、思った

そもそも私は映画の馬に乗って駆け抜けるシーンなどで馬が撃たれたら見れなくなる人間である

 

その後も何度か話してみたが喧嘩するだけ。「もう名前も決めたの!!!」と言っても聞く耳持たず。私は小学生の子供扱いかっっ

今の私には一分一秒惜しいのに。こんなことしてる場合じゃないのに…

 

私の決意

 

私は家を探しまくった。あの子を一日でも早くお迎えしてあげたくて寝る間も惜しんで探した。

翌日にはペットショップに「お迎えしたい」旨を伝えて、お取り置きまでして貰った

気が早いけど名前も決めた。フミフミしてたから「ふみお」だ。なんとも安直な名前だがすごく気に入ってた

 

人生で一番悩んだ時だった。

他人からしたら「たかが猫、されど猫」なんだろう。そんなんで別れるなんてちゃんちゃらおかしいと。

でも、私には無理。あんなにボサボサの毛並みで目ヤニも酷くて、必死にフミフミしてるあの子を放っておくなんて。一秒でも早く保護したい。

もし買い手が見つからなかったら?既に値下げされてる猫なのに殺処分なんてされたら?

 

私はエビちゃんに「家を探してる。私は色々諦めてエビちゃんとは一緒に居れない。だから出ていく、あの子をお迎えしたいから」と伝えた

エビちゃんは「コイツ、正気か?」みたいな顔してた。今でも覚えてる

 

母親にも相談した。おかしな娘と思われても良いと思った

でも、幼い頃からペットを飼っていた母親は「出会いってそうやってビビっとくるんだよね、わかるよ。助けてあげてよ」って言われて号泣しながら決意した。

エビちゃんのことは大好きだし本当はずっとずっと一緒に居たい。でも色々諦めて一緒には居れない

 

あの子は私よりも後に生まれて先に死ぬ。そんな短い一生ををせめて幸せと思ってほしい…憧れの”ファーミネーター”でツヤツヤな毛並みで美味しいものを沢山食べて狭いショーケースじゃなく広いお部屋で駆け回ってほしい。

私は覚悟を決めて不動産屋にも電話した

 

あの日のはなし

 

ふみおに初めて会ったのは12月の初めである。

エビちゃんと私は誕生日が一日違いで、エビちゃんが12/5、私が12/6だ。

別れるか否かの絶賛喧嘩中だったが「生まれてきてくれてありがとう」はお祝いしたかったらお祝いした。そこに”喧嘩“という垣根は無いと思うから

そして『これが最後にエビちゃんをお祝いできる誕生日なんだな』という罪悪感と悲しさももあった

私は年を取りたくないし、自分の誕生日には正直重きを置いてない。

別に翌日に何もなかろうと何も思わない。

 

しかし翌日の私の誕生日、なんと!!!あのエビちゃんが!!!ふみおを迎え入てくれたのだ!!!

あんなにも頑なに拒否していたエビちゃんが。目ん玉飛び出るかと思った。というかちょっと出た

嬉しくて、嬉しくて号泣した。というかそもそも毎日悲しくて号泣してた笑

 

私の失いたくなかった「エビちゃんと一緒に居ること」と「あの子をお迎えする事」の願いが二つとも叶ったのだから、これほどまでの幸せは無い

人生で最高の誕生日だったと思う。年を取るのも悪くないな。今、思い出しながら泣きそうである笑

 

エビちゃんには本当に感謝だ。嫌々お迎えされたところで愛してくれなかったら離れるつもりだったがそんな心配は必要無かった(次に書きます)

そしてもう一つの感謝はいつも嫌々付き合ってた”男のロマン“が詰め込まれたホームセンターに付き合わされていたこと。そのたび「まだ~?」といつも文句を言っていた私(だって1時間近くネジ見てるんだもん…)

そもそもホームセンターに連れていかれてなかったら、「ふみおと出会うキッカケ」のトイレをリノベーションをしようなんて思ってなかったと思う

 

そんなこんなでわが家にお迎えした”ふみお”だが問題が山積みだった…

それは次の記事に書こうと思う

長々ダラダラと失礼しました。思い出して絶賛感傷中です…

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